カムの回転方向、ロ−ラ径、レバ−中心位置、レバ−長さ、スタ−ト角度、基準半径、曲線種類、曲線の微小分割角度、曲線の終了角度、リフト量などの諸元値をパラメータ入力で行えます。

入力支援システムにより、一つのパラメータを入力する度にビューワに形状が表示されるので、これまで難しかったデータ作成が格段に容易になりました。

直動カムと揺動カムに対し、それぞれ次の６種類の曲線に対応しています。

　１） 正弦曲線（サインカーブ）
　２） サイクロイド曲線
　３） 等速度曲線
　４） 変形正弦曲線
　５） 変形台形曲線
　６） 変形等速度曲線

　

DXFビューワを標準装備しており、DXFファイル作成前に形状の確認ができます。このビューワは拡大縮小もでき、細部まで形状確認することができます。

尚、下でも説明していますが、このビューワの代わりにお手持ちのDXFビューワやDXF対応のCADを指定することもできます。

頻繁に作成するカムの形状データを保存しておくことで、同形状のデータファイルを読み込み、一部パラメータの入力値を変更するだけで効率的に作業することができます。

設定画面では使用するフォルダのデフォルト指定や、ペンの描画色の変更、使用するDXFビューワの指定ができます。

上記設定画面でビューワを変更した場合、実行ボタンを押すと標準ビューワの代わりに、指定したCADやビューワが自動的に起動し、カム形状を描画します。

但し、指定できるのは、DXFファイルをコンバートせずにダイレクトで読み込むことができるソフトに限ります。

（左図はNCCAD Mark2をビューワに指定した例）